日本を代表するお酒には、日本酒と焼酎があります。混同されがちですが、製造工程や楽しみ方に違いがある別々のものです。お酒にまつわる基礎知識として、日本酒と焼酎の違いと楽しみ方を簡単にご紹介します。
日本酒
白米を蒸して麹菌や酵母を加えてアルコール発酵させた醸造酒が日本酒です。ワインやビールも醸造酒に分類されますが、冷やしても温めても美味しく飲めるという特徴を持っているのは、世界中にあるお酒のなかでも日本酒だけと言われています。また、発酵食品という観点から、適度に日本酒を飲むことが健康にも良い影響があるとして注目されています。香りが特徴の日本酒を温めて楽しむ場合には、お酒の種類によって温度にこだわるのがおすすめです。30度程度はひなた燗・35度程度はひとはだ燗・40度程度はぬる燗・45度程度はじょう燗・50度程度はあつ燗・55度程度はとびきり燗という分類もあります。冷や常温では感じない味わいが楽しめます。
焼酎
蒸留酒である焼酎は、穀物で造った醸造酒に熱を加えて沸騰させることで蒸発した気体を冷やして抽出したものです。種類のなかでも比較的アルコール度数が高めで、洋酒では、ウォッカ・ウィスキー・ブランデーなども蒸留酒に分類されます。多くの人に親しまれている缶チューハイにも焼酎が使用されていますので、親しみやすいお酒と言えるでしょう。焼酎そのものの味を楽しむならロック、ほどよい味を楽しむなら水割り、おしゃれに楽しむなら炭酸水を入れるなど、様々な飲み方があります。同じ焼酎でも飲み方によって味わいも変わってきますので、飽きることのない楽しさがあるのです。焼酎ロックに梅を加えたり、お茶を加えたり他の味をプラスすることで自分好みの焼酎を楽しめます。
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